ACIMタッチアンドゴー

奇跡のコースに復帰したのが奇跡

怒りに反応しない練習

おこりんぼを克服できそうな感触の出来事があったのでメモ。

実家で両親と暮らしてます。父は頭が良くて(定年までは収入も良く)、普段は娘の私には優しい良きパパなのですが、些細な事で突然癇癪を起こす困った人でもあります。俗にいう「キレる老人」の典型です。まあトベも怒りっぽいので、父が手がつけられない状態になると、こっちも負けない勢いで怒鳴り返したりしてました。コースアウトしてた今までは、それが普通でした。

 

だけど今年ACIM復帰してからは、実は私が否認した怒りを父に投影しているだけだと学習し、怒りの応酬は無意味だったと反省。今後は、母に対する理不尽な八つ当たりも、公共の場でモンスタークレーマーと化して罪のない人々に怒鳴り散らす姿も、聖霊の有り難いレッスンとして受け止めなくては。。。

まあ家族なので、無闇に父に点火しないコツみたいなものはある程度は心得てはいるんですが。

 

地雷を踏みに

とは言っても、中には噴火が避けられないものもあります。それは父が解決をズルズル延期している問題について話を切り出した場合です。いま訳あって2階のベッドを1階に降ろす必要があるのですが、この計画について主導権のある父が全く動こうとしないという。。。

母も私も、手を出すと怖いから普段はその話題に触れないようにしてました。でもそのせいで何ヶ月も問題が放置された状態になっており、住環境に悪影響を及ぼしています。そこで今回は仕方なく母娘で「ベッドどうするの」と、わざわざ地雷を踏みに行ったのでした。

 

そしたら案の定、父は手がつけられないほど激しく怒りだして、意味不明のこだわりを披露。父は目的の遂行(ベッド移動)が必須だと口では言いながら、いつのまにか自分の面子を守る話にすり替えており「タダでやると約束した業者が連絡しないから怒ってるんだ!」(そんな業者があてにならない事は自明なんだが…)と、怒鳴り散らして我々を威嚇するわけです。

 

要は、この話を聞きたくないので、①我々をビビらせて黙らせるか、②それがダメなら感情的な怒鳴り合いに持ち込んで話をウヤムヤにしたい→そのために声を荒げて挑発、という防衛作戦を無意識に展開してるのでしょう。

 

反応しない練習

確かに以前は私も②の挑発にまんまと乗って、父の威嚇発言に対して感情的に怒鳴り返してましたが、ACIM復帰した今は同じ事を繰り返すわけにはいきません。

 

・まず目の前の父が理不尽にわめき散らしているのは、私の心の中の怒りを見せてくれているんだ、私がこの事態を投影してるんだ、と認識する事に集中しました。相手が怒鳴り続けてる最中に意識するのは難しかったけど、お陰で相手の怒りエネルギーに飲み込まれないのになんとか成功。よし。

・それが出来たら次に、父の怒りに反応しないよう努力してみました。相手が理不尽な持論を展開してると、こっちも負けじとブチ切れて優位に立ちたい誘惑がチラつきます。でもそれを退ける意思をもって冷静さを保ち、理屈の通った建設的な話から話題が逸れないよう、淡々とした態度を意識しました。

・気がついたら、荒狂う父を前にして、微動だにせず落ち着いて話をする事ができてました。そして冷静な我々を前に、1人だけ子供のようにわめき散らす格好になった父はだんだん立場がなくなって、TVを見るフリして話から逃げてしまったのでした。

 

他者の怒りに対して攻撃的に反応しなかったのは、おこりんぼの自分にとって、生まれて初めての快挙です。すげー!自分すげー!って、そんな初歩的な事で喜ぶなんて笑われても仕方ないけど、とにかく自分にとって大きな一歩だったのは確かです。

 

穏やかな方が勝つ

もちろん初めての試みだったのでメチャクチャ怖かったし動揺しまくりでした。怒りのエネルギーに圧倒され、ドキドキ心拍数は上がるし、手足もガクガクと震えてるような状態。。。だけど生理的な反応がガクガクブルブルだったにも関わらず、精神的にはどこか不思議な強さを感じていたのが意外でした。

「そうか、怒りと穏やかさが対決したら、絶対に穏やかさの方が勝つんだ!」と、初めて実感。

怒りに勝つために怒りで応戦すれば一見勝率50%だけど、破壊的な結果しか残らないから実は損な戦略だったんですね。でも怒りに対して冷静さで応答すれば、勝率100%かつ建設的に話を進められるのだから、絶対こっちの方が有利な選択だ。

 

とはいえ、今回トベが達成できたのはここまでです。正直、家族の感情的な言動に対して判断なしに見るのはまだ無理。。。何か起きるたびに根気よく聖霊に判断を委ねていくしかないのでしょうね。

まずは自分にできる範囲から、小さな練習をコツコツと続けるのみだと思っています。