ACIMタッチアンドゴー

奇跡のコースに復帰したのが奇跡

カウントダウンと新人ちゃん

5/21。

最終出社日までカウントダウンあと何日…というタイミングで、新人ちゃんがある餞別をプレゼントしてくれました。。。と書くとフツーの話みたいですが、トベにとってはかなり感慨深い出来事だったのです。

思えば、新人ちゃんが我々のチームにやって来た2年前のやりとりを思い出すと:

 

【2年前の新人ちゃん】

「トベさーん、このお菓子ぜんぜん美味しくなかったから全部あげますー」
「。。。。。それはどうも。。。。。(嬉しくねえわ)」(゚皿゚)

 

お笑いではなく、こんな事が普通に何度もあったんですよねー。私に親切にしてくれてたつもりなんでしょうけど、どういうわけか自分の要らないもんばっかり押し付けてくるんです。まぁこの子は変な子だから仲良くする必要ないわと割り切って接してました。ところが、どうも去年の終わりあたりから新人ちゃんの言動に愛が感じられるようになってきたんです。そして今回:

 

【今回の新人ちゃん】
「トベさん体調大丈夫ですか?私がここ1年くらい愛用してる健康食品があるんですけど、絶対トベさんにオススメなのでプレゼントさせてください!」
「ありがとう!おぉ!?箱入りの新品だ!説明書もある!いいの?」
「どうぞ!これは本当に効果あるから、毎日続けて使って実感してみて欲しいデス」

 

。。。と、こんな具合だったわけです。新人ちゃんが自分で本当に気に入っているものを、それも新品でくれるなんて、過去の事例ではまずあり得なかったので本当に驚きました。確かに、”退職でもうすぐお別れ”という特殊な状況ではあったけど、それを差し引いてもこれは想定外の振る舞いだったので嬉しかったなあ。

*****

それで思い出したんですけど、最初のころすごく新人ちゃんが苦手だったなーと。。。
だって新人のくせに、我々チーム全員が今まで当然のようにやってきた仕事にイチャモンつけて、「わたし派遣なのでこんな難しいのできません!」と臆面もなく言うところとか、本気で許せんと思ってました。

けど、ある時点から「新人ちゃんの言うことも一理あるかも知れない」と思うようになってきたのです。

 

私は、職場での自分の優位性を保つために、本来だったら派遣契約に含まれていないような仕事まで全部引き受けてました。クロトワ課長がムチャブリで仕事のハードルをガン上げてしてきても「経験はありませんが、やってみましょう( ー`дー´)キリッ」と、進んで挑戦してきたという自負もありました。

 

だけど。。。派遣で評価されてどうするよ?それで何か報われんの?という、そもそもの部分を揺さぶってきたのが新人ちゃんだったのです。だよねえ。。。私も、これ普通の派遣さんだったら絶対やらないよなぁ。。。と心のどこかで分かってたしね。非正規雇用の我々がどんなに頑張ったって、交通費は出ないし、ボーナスもないし、在宅勤務もフレックスも使えないし、出世もないし、退職金だって出ないのにね。

 

私は、自分が職場でデキル子だと証明し続けるために、心のどこかで業務レベルが上がり続けることを欲していたのかも知れません。そのせいでチーム全員が巻き添えになっても構わない、とさえ思ってたかも知れない。

今まで純粋に成果を出そうと頑張ってるつもりだったので、そういう自覚は無かったけど。。。でもその頑張りって単に、見捨てられる恐怖からくる防衛反応だったのかなあ。今更ですが。

 

もしかすると、新人ちゃんが派遣スタンダードを我々に教えてくれているのかも知れなくて、ここらで何でも屋の私がチームを抜けたほうが、持続可能なかたちで定型化された業務ルーチンを築けるのではないかと思うようになってきたのです。

そうやって見ていくと、新人ちゃんには尊敬できる特質が多々あって「こいつすげえなあ。今までただの文句にしか聞こえなかったけど、よく考えたら建設的な意見かも知れないな」と思うことが増えてきた今日このごろ。

 

そんなこんなで、新人ちゃんがだんだん可愛く思えてきたというのはあるかも。今年に入って食堂でゲーム会を開催したときも、4人のうちで新人ちゃんが一番喜んでくれたっけなぁ。

「新人ちゃん、そんなに気に入ったなら、卒業後もゲーム会で声かけようか?」
「やったーー!絶対行きます!誘ってください♡」

 

2年前は、まさかプライベートで新人ちゃんと遊ぶなんて考えたこともなかったけど。。。
いまはそれが、すごく楽しみだったりもするのです。

ありがとうね、新人ちゃん。